2019.4.19
楽しみにしてきたイベントも間近、荷物をまとめる上でも必要な情報を確認しておきたいもの。自転車に関わるイベントであればすべての種目に言えることは、まずはイベント要項を事前に読み直すことです。
特にチェックしておきたいのが当日のスケジュール、駐車場とスタート地点の地図、コース、悪天候時の変更事項、トラブル対応、各種連絡先などです。そして体調を整えるのと同様に、バイクも入念に整備を施しましょう。要項以外にチェックしておきたいのが、会場入りまでのルートと移動時間の算出、そして当日の現地の天候の詳細です。機材や荷物など準備しておきたいことを項目別に紹介していきます。
イベントの参加にはバイクの事前整備が必要です。イベントによっては車検もありますのでおよそ3日前には一度整備・確認しておくことをおススメします。まずは各種ネジの締め付け。思わぬ力や衝撃がかかるイベントでは、普段緩んでいないと思っていたネジの締め付けが甘くハンドルが回ってしまうこともしばしば。特にレースでは路面の凹凸をよける暇もなく通過することも多いので改めてチェックしてみましょう。
消耗品であるチェーン、ブレーキシュー、タイヤ、クリートのチェックと、電装部品のバッテリーの充電は必須です。レース用にホイールを交換する時にはブレーキシューの種類も確認しましょう。カーボンリムにはカーボン専用のブレーキシュー、アルミリムにはアルミ専用のブレーキシューが基本です。
□ ハンドル/ステム・サドルまわりのネジの締め付け
□ チェーンの清掃
□ ブレーキシューのチェック
□ タイヤのチェック
□ クリートのチェック
□ 変速機のバッテリー・メーターのチャージ
□ 心拍計の電池
当日持っていく荷物は大会要項と照らし合わせた上で再度チェックすることが重要です。大会によってはカメラや泥よけなどの装着品が禁止されていることも多いです。特に参加証と身分証は忘れてしまうと参加できなくなるイベントもありますので注意して下さい。
移動時の衣類に関しては宿泊やイベント前後のことも考えて多めに用意しましょう。会場ではイベント開始までの時間に身体をウォームアップする人が多く見られます。ローラー台などのトレーナーやストレッチマットなどがあると良いでしょう。エンデューロなど待機時間が長いイベントでは、マットや椅子をコースの指定の場所に置いて、待機時間に食事をとることも多いです。
またスケジュールをホワイトボードで大きく書き出しておくことで落ち着いて準備に臨むことができます。スタートする際のウェアに関して、現場の天気予報を確認し、出だしが肌寒く感じたり、雨が降りそうであればウィンドブレーカーを携帯しましょう。最近は高機能なアンダーウェアも増えているので体温調整は昔より楽になりました。
またヒルクライムに参加する場合、登頂後に下る際のウェアなどの荷物を事前に預けることができます。標高1000mを超えるような大会では頂上と麓との気温差も大きく、頂上で待機する場面も想定して動きやすく暖かいウェアを準備しましょう。
携帯品も以下のリストから確認してみましょう。特に補給食は豊富に種類があり固形、ゼリー、ボトルに解かせるタイプなど様々です。長距離のときは固形を多めに、短いレースやイベントでもゼリーやボトルでカロリーを摂取することで血糖値が安定し集中力が維持できます。身体に蓄えられているカロリーがおよそ1500kcal。レースは1時間に400kcal前後を消耗する計算で補給食をこまめに取るとエネルギー切れを避けられます。
稲城から高尾まで 都内サイクリングの定番コース“尾根幹”と+αのルート
2018/10/30
2017/08/29
ヒルクライムで好成績を出すのに、どんなトレーニングをしたらいいですか?
2018/02/23