A 自転車は公道上では2台以上が並んで走ることは原則として禁止されています(道交法19条)。ただし、普通自転車は、並進可の標識が出ているところでは、2台までなら並進できることとされています(道交法63条の5)。3台以上横に連なって並進はできません。 これが道路交通法による公道上のルールですが、ロードレースのようなイベント時はこれと異なります。道路交通法は、不特定の歩行者や車両が、許可をとることなしに自由に通行できる場所一般において適用されますので、逆に、管理者により封鎖されているような場所においては適用されません。そのため、自転車のロードレースが道路封鎖の上で開催されているような場合には、道路交通法の規制を受けないことになります。もちろん、管理者が定めるレギュレーションはありますのでイベント参加者は、それを遵守しなければならないことは言うまでもありませんが。