2020.9.18
自転車で道路を走る時に、守らなければならないルールが、道路交通法(道交法)です。しかし運転免許のない自転車では、ルールの知識を持たないまま乗車している人も少なくないようです。自転車に必要な道交法の基礎知識を、簡単なクイズで学んでみましょう。
【自転車と交差点】
答え:〇
自転車は軽車両なので、道路標識に従う必要があります。ということで、一時停止の標識「止まれ」にも従うことになります。
一時停止の標識がある場合、通常は道路上に停止線が引かれているので、その手前で停止します。もし停止線が無い場合は、標識の手前で停止してください。
見通しが悪い交差点では、停止位置から直接左右が確認できない場合がありますが、その際にもいきなり左右が見える場所まで出ることはせず、まずは標識通りに一時停止をしましょう。その後、周囲の安全を確認しながら徐行で前に出て、左右の安全がしっかり確認できてから進行するようにしてください。
一時停止で停止せずに通過すると、死角から現れた車両や歩行者と事故になる可能性が高くなります。事故になればそれなりに痛い思いをすることになりますし、もしその際に正しく一時停止がなされていなければ、補償問題で不利な立場になることがあるので注意しましょう。
スポーツサイクル歴約30年の自転車乗りで元ロードレーサー。その昔はTOJやジャパンカップなどを走っていたことも。幅広いレベルに触れたクラブチームでの経験を生かし、自転車スポーツの楽しみ方やテクニックをメディアで紹介しています。ローラーより実走、ヒルクライムより平坦、山中より都市部を走るのが好きです。
この人の記事一覧へ2009年弁護士登録。会社関係法務、独占禁止法関係対応、税務対応を中心に取り扱う傍ら、2台のロードバイクを使い分けながら都内往復20kmの自転車通勤を日課とする。久留米大学附設高校卒・東京大学法学部卒・早稲田大学法務研究科卒。
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