2021.6.15
自転車で道路を走る時に、守らなければならないルールが、道路交通法(道交法)です。しかし運転免許のない自転車では、ルールの知識を持たないまま乗車している人も少なくないようです。自転車に必要な道交法の基礎知識を、簡単なクイズで学んでみましょう。
【自転車に必須の装備】
答え:〇
自転車の灯火に関するルールは道交法だけでなく複数の法令にまたがっていますが、大まかにまとめて言うと夜間やトンネル、濃霧といった中で道路上にある際には、前照灯、尾灯などの灯火をつけることが求められています。自転車の場合は尾灯の代わりに基準に適合する反射器材(リフレクター)の装備でも大丈夫ですが、車道を走る機会も多いスポーツ用自転車は、積極的に存在をアピールする尾灯の使用がおすすめです。
なお前照灯・尾灯の基準については各都道府県の道路交通規則で定められており、地域によって若干の差異があります。
以上から全ての都道府県でOKになる条件を考えると、前照灯は「白色または淡黄色」で「前方10メートル」の夜間障害物を確認できる明るさが、尾灯は「赤色」で「後方100メートル」から確認できる明るさが、それぞれ必要ということになります。
軽快車よりもスピードが出やすいスポーツ用自転車の場合、前後とも若干遠くから確認できる明るさを持ったライトを使用した方が安全です。ただし前照灯が上向きになっていると対向車の視界を奪ってしまい危険ですから、光軸(主に照らす位置)はあまり遠くなりすぎないよう注意しましょう。
稲城から高尾まで 都内サイクリングの定番コース“尾根幹”と+αのルート
2018/10/30
2017/08/29
ヒルクライムで好成績を出すのに、どんなトレーニングをしたらいいですか?
2018/02/23