2021.7.16
自転車で道路を走る時に、守らなければならないルールが、道路交通法(道交法)です。しかし運転免許のない自転車では、ルールの知識を持たないまま乗車している人も少なくないようです。自転車に必要な道交法の基礎知識を、簡単なクイズで学んでみましょう。
【自転車の通行空間】
答え:〇
自転車ナビマーク・自転車ナビラインは、自転車が通行すべき部分および進行すべき方向を明示するものですが、法令の定めのない表示であり、この表示自体に新たな交通方法を指定する意味はありません。
自転車専用と書かれた自転車レーン(自転車専用通行帯)であれば、自動車が原則通行することができないなど、法令上自転車が保護されていると言えますが、ナビライン・ナビマークは「自転車はこのあたりを走ってください」「自転車がこのあたりを走りますよ」という目安を示すのみであり、ナビマーク・ナビライン上を自動車が通行することも普通に可能です。道路の幅がそれほど広くない場合など、自動車の通行スペースとナビライン・ナビマークが完全に重なっていることもあります。通行時は周囲をよく注意しながら安全に走行しましょう。
スポーツサイクル歴約30年の自転車乗りで元ロードレーサー。その昔はTOJやジャパンカップなどを走っていたことも。幅広いレベルに触れたクラブチームでの経験を生かし、自転車スポーツの楽しみ方やテクニックをメディアで紹介しています。ローラーより実走、ヒルクライムより平坦、山中より都市部を走るのが好きです。
この人の記事一覧へ2009年弁護士登録。会社関係法務、独占禁止法関係対応、税務対応を中心に取り扱う傍ら、2台のロードバイクを使い分けながら都内往復20kmの自転車通勤を日課とする。久留米大学附設高校卒・東京大学法学部卒・早稲田大学法務研究科卒。
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