2019.2.6
体格に合わせた車両の調整から安全かつ快適に楽しむための乗り方まで。 MTBでオフロードを走るための実践編です。安心して走るためにしっかりチェックしておきましょう。
オフロード走行に慣れていない人の場合、サドルの高さはお尻をサドルに乗せた状態で両足のつま先が地面に触れるくらいが適切です。足を回すときはやや低めに感じるかもしれませんが、バランスを崩したときにも安心感があります。
左右のブレーキレバーを人差し指(または人差し指と中指の2本)で片側ずつ握り、車体を押し出すように力を加え、前後のブレーキがそれぞれ効いているかを確認します。効きがよくないと感じたときは、必ず専門ショップで調整しましょう。
タイヤの側面に適正空気圧が記されていますが、オフロード走行の場合2.0barを基準に路面状況や体重に合わせて調整するのが一般的。空気圧を下げれば滑りにくく乗り心地がよくなりますが、こぎが重くなりパンクしやすくなります。
懐に大きなボールがすっぽりと入るようなイメージで、上半身をリラックスさせるのが基本の姿勢。肩を落とした状態をキープしつつ、ヒジはだらりと下げることなく両手でハンドルを挟むように軽く握ります。
手首を反らして腕を突っ張った姿勢。手の平で上半身の重さを受けてしまうため、スムーズなハンドル操作ができません。
ヒジを張りすぎて肩が上がり前側に入り込んでしまった姿勢。上半身が固まりやすく、体の可動域が狭くなってしまいます。
レバーを引く指の本数に決まりはありませんが、近年のディスクブレーキは2本指で引く設計のものが多く、十分な制動力が得られることから1本指で操作する人が増えています。むしろ、残った指でしっかりとグリップを握ることが重要です。
ペダルを踏む足の位置にも厳密な決まりはありませんが、踏み込んだときに力が入りやすい足の裏の母指球付近にペダルの回転軸を合わせるのがー般的です。最近は土踏まずに近い位置にぺダルの回転軸を合わせる人も増えているようです。
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