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私にぴったりの1台は? プロが直伝、初めてのスポーツ用自転車選び

 スポーツ用自転車に乗ってみたい人や、もっと楽しみたいサイクリストに、安全で快適に楽しむ方法をお伝えする連載「動画で納得、今さら聞けない自転車のキホン」が始まりました。スポーツ用自転車に全く乗ったことがない女優の佐々木萌詠さんが、元プロロードレーサーの宮澤崇史さんの指導のもと、自転車のルール・マナーなどを身に付けて50kmのライドを目指します。第1回は「初めてのスポーツ用自転車選び」。東京都内のサイクルショップを訪れた萌詠さんが「相棒」として選んだ1台は?

はじめてのスポーツ用自転車を選びにサイクルショップを訪れた佐々木萌詠さん(右)と宮澤崇史さん

「ダイエット効果」に反応!?

 タレント活動の合間にもバスや電車を使うことが多い萌詠さんは、スポーツ用自転車が全くの未経験。周りに乗っている友人はいるが、1人でどう始めたら良いか分からないという。Cyclistがそんな相談を受け、宮澤崇史さんと一緒に訪れたのは、2016年10月にオープンしたばかりの「ル・サイク新虎通り店」。ウッディ―でカフェのような店内に踏み込んだ萌詠さんは、様々な種類のスポーツ用自転車に目を輝かせた。

 店内を見回しながらロードバイクのタイヤの細さにびっくりしている萌詠さんに、宮澤さんは、細いタイヤはスピードが出やすくラクに遠くまで行けることを説明。「ダイエット効果もあるんですよ」という、女子がときめくキーワードに萌詠さんは一気に引き込まれた。

 宮澤さんは、スポーツ用自転車には3種類あるとして、ルイガノの3台を紹介した。最初にクロスバイクの「CHASSE」。アルミフレームを採用したエントリー向けで、太めの700×32Cサイズのタイヤは走行性とクッション性のバランスに優れ、路面からのショックを吸収しながら歩道の段差なども走り抜けるという。続いてサスペンション付きの26インチのマウンテンバイク「FIVE」と入門用アルミロードバイクの「CTR」だ。

宮澤崇史さんが紹介したルイガノのクロスバイク「LGS-CHASSE」
マウンテンバイクとして紹介されたルイガノの「LGS-FIVE」
入門用アルミロードバイク、ルイガノの「LGS-CTR」
スポーツ用自転車の安全基準をクリアした自転車に貼られる「SBAAマーク」
店内に飾られたSBAA PLUS認定プレート(左)と認定証

「デザイン」よりも大事なこと

 3台の中からどれを選んでいいか悩んでいた萌詠さんに、宮澤さんは「デザインや価格だけでなく、どれくらいの距離を乗るか、用途で乗るかが大切」とアドバイス。萌詠さんは「普段乗れて、スイスイ進む自転車がいいですね…」と思いをめぐらす。そして最後に選んだ1台は?

■ル・サイク新虎通り店

 2016年10月にできたばかりのコミューターバイクを中心としたスローストリートな都市型自転車店。木の暖かさを大事にした店内には、チョイ乗りから通勤通学用、ユーテリティーバイクなどの自転車のほか、店員の目で選んだオシャレなグッズも美しいディスプレーで並んでいる。SBAA PLUS認定者でル・サイク アヴァン等々力店の佐藤店長は「整備が得意な自転車はロードバイクですが、一般用の自転車こそ、しっかり整備しなくてはいけないと思っています」。

ル・サイク新虎店の外観
暖かい雰囲気のル・サイク新虎店の店内

「ル・サイク新虎通り店」ウェブサイト