杉浦佳子(すぎうら・けいこ)

2016年に行われたロードレース大会で落車。脳挫傷、外傷性くも膜下出血、頭蓋骨・鎖骨・肋骨・肩甲骨を粉砕骨折、三半規管損傷を負う。医師から「治らない」といわれた容態は乗り切ったものの、高次脳機能障害が残る。その後知人の勧めでパラサイクリングに参加。2020年東京パラリンピックでは日本人選手過去最高齢での金メダルを2つ獲得。日本自転車史上初の同一大会2冠を達成。パリパラリンピックでは女子個人ロードレースで東京大会に続いて2連覇を達成すると共に、自らの持つ日本人の最年長金メダル獲得記録を53歳に更新した。