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ヨーロッパの街中では自転車に気軽に乗れるの? 自転車あれこれ

 今度ドイツへ短期旅行に行こうかと検討しているのですが、自転車を持って行こうか悩んでおります。ヨーロッパの街中では気軽に乗れるものなのか教えてください。(30代/男性)
 ドイツへの短期旅行・街中の走行がメインと云う条件ですと、レンタルサイクルをお勧めします。ドイツの大都市では、DB(ドイツ鉄道)、市、サイクルショップ等がレンタルサイクルを扱っています。料金は1日借りて、DBの15ユーロ?40ユーロ程度です。DBのレンタルサイクルの名称は「Call a Bike」(コール・ア・バイク)といい、駅で借りて駅で返せますし、場所によっては電話をすれば引き取りも有るようです。これらは、大きな都市の中央駅「Hauptbahnhof(主要鉄道駅やICE駅(ヨーロッパ急行停車駅))にはあり、駅のインフォメーションで聞けば教えてくれます。利用方法は、利用者登録を電話で行う必要があります。登録にはオペレーターに電話で住所・氏名等のほか、クレジットカード番号を伝える必要があり、これをドイツ語、英語、ヨーロッパ圏の言語で行う必要があります。(Frankfurt等では事前にインターネット申し込みも受けている所もあるようです。)言葉の問題が有るようでしたら、大都市なら観光案内所(所在地は日本で調べていく)へ行き、レンタルサイクルをやっている“サイクルショップ”を教わり、ここで借りればショップの方が親切に対応してくれる場合が多いです。但し、借りた所へ返す必要があるのと、閉店時間、休日の閉店がネックです。
 日本から小径車を持参する場合は、極端に小径ホイール車や細いタイヤの自転車は避けるべきです。ドイツでは、旧市街地などは未だ石畳の凸凹の道も多く残っていますので、思わぬ転倒を引き起こし怪我をする危険度が高まります。季節によりますが一日の内、晴れ・曇り・雨が何回か繰り返される時期もあり、外出にはレインジャケットは必需品です。
 ドイツに於いての自転車利用の交通ルールは日本より厳格(ドイツではビールグラスにも計量メジャーが付いている位いろいろなことに厳格です。)ですので、現地の交通ルール・マナーを日本で勉強していくべきです。自転車に乗っていて罰金を取られる違反では、旅行者は“現金払い”を要求されることもあります。下記のニュースダイジェストHPにはフランクフルト市のところで、日本語によるドイツでの自転車交通規則が掲載されています。http://www.newsdigest.de/newsde/frankfurt.html
 サイクリング用品の購入について、ドイツではサイクリングが盛んですから自転車関連の物は殆ど揃います。4月・5月はサイクリングシーズンの始まりと云う事で、サイクルショップではショーウインドーに新製品を並べていますので、ウインドーショッピングも楽しい季節です。