なかなか難しい仕事ですね。忙しすぎて本当に自転車が好きでなければできません。収入も多いとは言えず、睡眠時間も十分には取れないなど、なり手が少ない職業ですね。
プロレーサー向けのメンテナンスをメインにやっている日本のサイクルショップで腕を磨き、一人前になることは第一条件です。
手際の良さ、技術力、応用力、判断力が要求され、選手の気持ちもわからなければなりません。理屈は通りませんし、言葉の問題もあります。同じチームの選手も各国の選手がいますので、数か国語はある程度覚える必要があります。
海外でメカニックをやっていたとしても、日本に帰って来てからの仕事も難しいと思いますね。海外と日本の考え方も違うし、やり方も違う。色々と難しい問題があります。
自転車が好きで、どうしてもレースメカニシャン目指したいと思うなら、スポーツ用自転車メインのショップで腕を磨くほかありません。