まず基本的にロードレースは長距離種目ですので、スプリンターと呼ばれる比較的筋肉質の選手ですら、実際に見ると非常に華奢な体型をしています。その上で、身長・体重の身体的な数字をみていきますと、実はものすごく広い幅があることに気付きます。海外のトッププロ選手でも、身長が160cmを切る小柄な選手から、逆に200cmを超える大柄な選手まで存在しています。また、体重も50kg台前半の選手から100kg近い選手まで幅広い感じです。傾向的には小柄で体重の軽い選手が上りが得意なクライマーになることが多いですが、しかし、意外と例外があるのも事実です。一つ言えることは、余分な脂肪と筋肉は削ぎ落とさないと戦うことができないスポーツなので、それらが確保されていれば、数値的な身体的特徴はそれほど気にしなくて良いスポーツなのかもしれません。