たくさんの人の顔が浮かんでしまいますが、アキコーポレーションの故・二宮明氏を尊敬しています。二宮氏は、一見ぶっきらぼうな物言いをするように見えるのですが、本当に自転車業界のことを思っていてくれた人でした。愛情のある発言・行動だと後々になってよくわかる方でした。
アキコーポレーションが主宰していたイベント「アキグリーンカップ」はそうしたことの象徴と言えるかもしれません。イベント自体の収支は芳しくなかったのですが、イベントをビジネスとして割り切ってしまうことは決してしませんでした。収支が合わなくても「それでもいいんだよ。うちの製品に乗って遊んで楽しんでくれたらいいんだよ」と。収支も大切ですが、そこだけにとらわれずに、イベントに参加する人に向き合う考え方を持った方でしたね。その他のイベントでも、海外の選手を招聘して盛り上げるなど、他社ではやらないことをやっていました。自転車業界全体にとってメリットになるかどうかを考えておられましたね。
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