頻繁に乗り始めたのは2020年からです。コロナ禍でレースがなくなって、チームメイトの永田隼也選手から「ロードバイクに乗ろうよ」と誘われました。ロードバイク自体は持っていたので、神奈川県箱根町の大涌谷を目指すライドを一緒にしたところ、これが意外に楽しかったんですよ。ロードバイクはトレーニングのイメージが強くて苦しいだけと思っていましたが、目的地にたどり着くまで仲間と取り合うコミュニケーションがとにかく楽しいですね。「あの景色がどうだった」とか「あそこの坂で僕の心拍数が…」とか、他愛もないことですが、自転車を通じて、いろいろな話が仲間とできるのは面白いと思っています。走力差があっても、待ち合わせ場所を決めておけば問題ないですし、複数人で走る楽しみがあります。仲間と過ごす楽しみ方ならいいなと思います。
そうした楽しみ方ならよかったのですが、以降、永田選手は本格的なトレーニングからレースにハマってしまい、「レースに出よう」と何度も誘われることになりました。僕自身はトレーニングの一環として乗っていたのでレースは怪我のリスクもあるし、体力的にもキツイので断っています(笑)トレーニングなのでキツイのは当たりまえなのですが、ロードバイクに乗るなら、僕は旅系の緩いライドを楽しみたいと思っています。
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