苦労したこと…、苦労したこと…。自転車に乗れないことです!(笑) 撮影のためには車移動が必須。「なぜ、これほどきれいな場所で自転車に乗れないのか」といつも思います。
大変だったのは、車上荒らしに遭ったことでしょうか。カメラやパソコンなどを全て盗まれ、被害総額は250万ほどにのぼりました。
ただ、それ以外に苦労を感じたことはありません。長距離運転が大変かと思われるかもしれませんが、昔から移動することが大好き。しようと思えば何千キロでも運転できます。家がある大阪から東京まで移動するとしても、飛行機や新幹線より車で移動する方がいいですね。
また、父親が高校の地理の教員で、幼い頃から身近に地図があったからか地理に強いんです。初めて行く場所でもどちらが北かすぐわかりますし、道に迷ったこともありません。
レースでは迂回して選手を待ち伏せして撮影する時もありますが、抜け道を探すこと自体も楽しい。
知らない土地に行くことも苦になりません。現地に溶け込むことを大事にしていて、たとえば食事も、有名なものではなく現地の人が普段食べているものを食べるようにしています。
フォトグラファー。1983年大阪府堺市生まれ。関西外国語大学在学中の2004年にイタリア留学を経験し、ロードレースの世界にのめり込む。帰国後は東京都内でバイシクルメッセンジャーとして活動する傍ら、自転車メディアや関連メーカーをクライアントとして英語とイタリア語の翻訳業をスタート。やがて写真撮影に主軸を置き、2009年から海外レースの取材を始める。以降、ツール・ド・フランスやジロ・デ・イタリアをはじめ世界各国のロードレースを取材。現地では撮影の他にも執筆や解説も行い、様々な方法でロードレースの魅力を伝えることを模索している。自身も生粋のサイクリストであり、仕事のオフシーズンである冬場にはシクロクロスにも参戦する。
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