やはり時間管理です。ぼーっとしたりゴロゴロしたりする時間を出来るだけ省くようにしています。たまにすることはありますけどね(笑)。
ただ、コーチングを取り入れてから時間に対する考え方が変わったというか、上手く時間管理ができるようになってきました。コーチから送られてきた練習メニューをきっちりこなせばよいので、必要以上に練習することがなくなったんです。たとえば「今日は3時間乗りましょう」と決められている中で4時間乗ると、逆に「今日は乗りすぎかもしれないですね」とアドバイスされることもあるんです。そのほかにも「今日は早めに切り上げて回復に専念しましょう」と言われることもあります。上手くプロに頼るのはいいですよね。練習効率も上がったと思います。
以前は残業などで練習ができずモヤモヤしたこともありましたが、コーチングを取り入れてからは、「今日は仕事を頑張る日」と割り切れるようになりました。
きっと社会人レーサーはみんな、メリハリをつけて両立しようとしているのかなと思います。
地域密着型のプロロードレースチーム「宇都宮ブリッツェン」に所属しつつ、宇都宮市役所に勤務する“最速”公務員。小学生から父親の影響で競技をはじめ、特にMTBやシクロクロスに慣れ親しんできた。ロードレースとオフロード競技の二刀流で活躍し、2017年にシクロクロス全日本選手権大会男子エリートで優勝を果たした。日々の忙しい勤務をこなすなか、効率のよいトレーニング方法を実施してプロの舞台で走り続けている。
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