個人的には音楽がとても大事です。飽きてきたり、眠くなってきたりしたときに聴く“テンアゲリスト”を作っています。骨伝導イヤフォンを使う時もありますが、荒野など広いところではスマートフォンのスピーカーから直接聴いています。
また、関連して大事になるのが充電です。長距離を走る時は基本的に、スマートフォンの電源と約1回分充電できるモバイルバッテリーを持参していますが、仮眠の時にライトやサイクルコンピューターなど、充電が必要なアイテムを一気に充電します。充電場所を用意してくれている仮眠所もありますが、ない場合は充電できる場所を探し、スタッフの人に「電源を貸してほしい」とお願いします。
それから当たり前のことではありますが、普段のメンテナンスもとても重要です。「なにか調子がおかしいな」「いつもと違うな」と疑問を感じたらすぐにショップに持って行った方がいいと思います。私自身、心配性なので、プロにみてもらうことで「この自転車は大丈夫なのだな」と安心して走ることができています。長距離を走った後も、必ずショップに持って行きます。
それに近年、パーツが手に入りづらくなっています。大事な予定の直前にパーツ交換が必要になり在庫や入庫がないとなると、どうすることもできませんよね。それに、軽微な修理を積み重ねた方が長持ちして、結果的に安く済むと思います。
漫画「弱虫ペダル」をきっかけにロードバイクを購入し、今では数百キロにも及ぶ長距離を走り切る自己責任型自転車イベント「ブルべ」を嗜むクリエイター。手のひらサイズで軽量な輪行袋といったサイクリング向け便利アイテムを精力的に制作している。自身の経験を投影した漫画も数多く出版。全方向でサイクルライフを満喫している。
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