サイクリストの数は男女で半々という肌感です。台湾では女性だけの自転車イベントがあって、「名古屋ウィメンズマラソン」とまではいきませんが、女性が数百人単位で集まります。それだけ女性の自転車人口があり、スポーツとして定着している印象です。女性だけのグループライドというのもたくさんあります。休日になると、マンションから女性が複数人でばっちりスタイルをキメて、台北市内から郊外へ走っていく姿を頻繁に目にします。女性サイクリストが全体の1割という日本では、なかなか見られない光景だと思います。
日本は女性サイクリストが少ないといわれますが、その分密度が高いというか、女性でも走力が高い人が多い気がします。インフルエンサー含め、男性と同レベルで走る人が多く、一般の人にとってストイックなスポーツと捉えられてしまっているのではないでしょうか。その差も女性サイクリストの数に影響しているのではないかと思います。
作家・女優・歯科医。台湾人の父と、石川県・中能登町にルーツを持つ日本人の母との間に生まれ、幼少期を台湾で過ごす。サイクリング愛好家であり、自転車を通しての日台交流に力を入れている。四国一周サイクリングPR大使や茨城県サイクルロード友好交流アンバサダー、石川県中能登町観光大使、台湾・台南市親善大使を務めている。台湾一周の環島を完走。日本では、しまなみ海道、ビワイチ、富山湾岸サイクリングコース、ツール・ド・のとなどを走る。著書に、自転車での日台文化交流に着目した『環島 ぐるっと台湾一周の旅』等がある。
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