私は以前は足を伸ばしてペダルにかかとが当たる一般的な方法で高さを決めていましたが、フレームビルダーの方(ピスト界では重鎮のような人です)にポジションをみて頂く機会があり、それでは高いと言われ、今は以前のポジションより下支点では膝に余裕のあるポジションに乗っています。出力は出しにくいかもしれませんし、格好もあまりよくありませんが、ペダルは回しやすいと思いますし、重心が下がるので下りでの安定感がでると思うので気に入っています。
幸也さんが外足をめいっぱい伸ばしてコーナーをクリアしている写真をよく見ますが、路面にギャップがあったら弾かれないのかと思ってしまいます。映像を見ると過去の欧州のレーサーの多くは、現在ほど足を伸ばして乗っていなかったように見えます。ローラン・フィニョンなどは腰を引き、膝も余裕のある高さで乗っているようでした。
幸也さんのアサダ時代の低いポジションは、福島さんらがベルナールじいさんから強制されたものを受け継いだものだと想像していました。晋一さんが「今のサドルの高さに変えたから上にいけた」と言っているのをどこかで読んだ記憶があります。ただ理由までは言及していなかったようです。
どうして今の高さに変更されたのでしょうか? 過渡期としてアサダ時代の高さにする必要があったということでしょうか? またポジションやペダリングについて、こだわりがあればお聞かせください。よろしくお願いします。
選手にとってサドルの上がり下がりは常に変化するものです。シーズンによって使用するマシンや、サドルのメーカーも変わるので、その都度、ポジションを決めています。
今は自分の身体がポジションを覚えているので、そこにピタッと合うようにセッティングしてもらっていますが、いつも体と相談しながら決めています。
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